チェロのペグには、黒檀、ローズウッド、ツゲの製品が流通しています。

以下の文は弦を張り、調弦するのに必要不可欠なペグについて綴っています。

記載したのは2009年ですが、現状読み返しても材質等の情報が古くなってしまったとは思いませんでした。

ですが、最近でのペグの革命は、なんと言ってもC線のマウントを切り落として六角レンチ等で調弦する物が出てきた事と、これは私もまだ実物を見た事無いのですが、ギア(ねじ式とでも言いましょうか?)を内蔵していて、ペグの回転より緩やかに簡単に調弦できるペグが開発されて事でしょう。

ペグ(糸巻)とは、弦を巻き取りながら調律する物で、弦を楽器に固定して張力(テンション)を保つ役目も持ち、駒と反対側に備えられてます。

材質としては、黒檀、ローズウッド、ツゲの物があります。

ただ、一口に黒檀、ローズウッドやツゲと言っても、品質にかなり差があります。

本ツゲの高級品は、一本1万円以上しますから、楽器に本ツゲ4本装着すると、5万円前後するはずです。

おそらく一番普及しているのは、黒檀でしょう。私も黒檀のペグを付けています。

楽器屋さんに聞いた範囲では、ローズウッドの物が一番止まりがよいそうです。

良質な材質でない場合や、きちんと調整されてない場合、調弦しようにも一向にペグが止まらなかったりします。

止まりが悪い場合などには、応急処置として、松脂を付けると一時的に止まりますが、やはりきちんと調整されたペグを装着してもらうに越したことはないでしょう。

ペグが滑らかに可動するよう、ペグチョークという小物がありますが、きちんと調整されていれば、必要ないのではと思います。

因みに私はここ10年以上ペグチョークを所持していません。

因みに、私のC線のペグ、頭の部分が切ってあります。これはペグの頭の部分が邪魔で、頭を真っ直ぐにできないために開発されたもので、六角レンチで調弦しますが、これにより、頭を真っ直ぐ直立させる事ができるようになりました。

開発され、かれこれ10年近くたつように思いますが、未だに日本では普及していないようです。

私はこのペグにして、肩こりが軽減しました。

なお、ペグの事を含めた弦楽器全般のことに関して、神田侑晃氏が著書、「ヴァイオリンの見方、買い方」レッスンの友社刊の中で、大変詳しく、分かりやすく解説なさっています。

おすすめの一冊です。

参考になる事を祈りつつ